透析室

透析室紹介

  • ベッド数:2床
  • クール:月・水・金曜日 午前(患者数に応じて適宜調整)
  • 担当医師:1名
  • 担当看護師:6名(輪番制)
  • 臨床工学技士:1名

開設の経緯

当院は開設当初より現在に至るまで、35年以上にわたり横浜市金沢区とその近隣地域の患者様の健康管理を担ってきましたが、昨今は高齢化社会となり、糖尿病や高血圧といった生活習慣病を患われて通院治療をされておられる方が多くなりました。また、これらを基礎疾患とした慢性腎臓病から、血液透析による治療が必要となる患者様もおられます。

これまで当院は透析治療には対応しておらず、腎機能障害の進行した患者様については近隣の高度医療機関へ紹介させていただいておりました。また、横浜市金沢区内で血液透析をしながら入院治療を受けられる医療機関は2つの急性期病院に限られており、急性期以降での入院治療を必要とする場合、他の地域の医療機関への転院せざるをえない状況でした。

「地域密着型病院」を自負する当院としても、腎不全・透析の領域に関しては十分に貢献できておらず、長年憂慮しておりました。2018年に腎・透析の専門医が赴任されたことを契機に、地域に根差した医療を提供するという役割を実現するため、

『透析患者様も、住み慣れた地域で、安心して治療を受け続けていただけるように。』

という方針を掲げ、透析室設立の準備を進めてまいりました。

腎臓・透析の専門医による指導の元、2020年1月より院内の一角に透析設備を整え、院内での透析治療の施行を開始いたしました。それから半年間の準備期間を経て、2020年7月より本格的に稼働の運びとなりました。現在、ベッド数は2床と小規模ではございますが、透析患者様の受け入れも可能となっております。

受け入れについて

当院では、主に以下の血液透析患者様を受け入れております。

  1. 入院を要する合併症の治療
  2. 入院での血液透析の導入
  3. ブラッドアクセスの管理・治療(内シャント造設術、経皮的シャント拡張術)
  • ※腹膜透析には対応しておりません。
  • ※外来通院での血液透析はおこなっておりません。

当院への転院を希望される場合

医療連携室へ御連絡をお願いしております。TEL:045-276-5715
(御本人/御家族様からの直接連絡はご遠慮ねがいます。)

外来受診を希望される方へ

内科外来では、専門医による慢性腎臓病の保存期治療や、透析患者様の健康管理や検査、ブラッドアクセスの診察なども行っています。外来担当医表をご参照の上、受診頂ければと存じます(予約不要)。現在通院中の医療機関(透析クリニックを含む)がありましたら、診療情報提供書をご持参ください。

担当医:髙橋 孝幸

  • 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
  • 日本透析医学会 透析専門医
  • 日本腎臓学会 腎臓専門医・腎臓指導医
  • 日本リウマチ学会 リウマチ専門医・リウマチ指導医
  • 臨床研修指導医
  • 身体障害者福祉法15条指定医(じん臓機能障害)
  • 神奈川県難病指定医

外来診療日:
月曜 午前(9:00~13:00)
土曜 午前(9:00~13:00)

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